香港市民の中国本土での購買力、10年で実質17%低下―中国

Record China    2008年7月26日(土) 7時17分

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22日、香港の統計局が21日に公表した統計データから、香港市民の中国本土での購買力が10年で実質17%も下がっていることが明らかになったと、現地紙が報じた。写真は香港。

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2008年7月22日、中国新聞網によれば、香港特別行政区政府の統計局が21日に公表した統計データから香港市民の中国本土における購買力が下がっていることが明らかになったと、香港「大公報」紙が報じた。

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統計データによれば、2007年の香港市民の中国本土における消費額は291億香港ドル(約4022億円)で、前年と比べて10.8%増加。1人あたりの平均支出額は620香港ドル(約8600円)、宿泊旅行者の1人あたりの平均支出額は820香港ドル(約1万1300円)で、いずれも前年の数値を上回ったものの、この10年間で香港ドルの人民元に対する為替相場は約20%下がっており、10年前と比べて香港市民の中国本土における購買力は実質的に17%下がったかたちになった。

中国本土は香港市民にとって人気の旅行目的地で、統計局が公表したデータからも、中国本土へ赴く香港市民の数は増加を続けていることがわかる。2007年にはのべ6970万人に達しており、ビジネスが33%、個人的旅行が67%を占め、主な目的地は広東省で全体の95%を占めている。(翻訳・編集/岡田)

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