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17日、江蘇省南京市で発掘作業中の明代の「金陵大報恩寺の地下宮殿」と見られる遺跡から、宋代のものと思われる石碑や銅銭が大量に見つかった。専門家は、この遺跡が宋代の長干寺ではないかと見ている。写真は08年1月の発掘作業。
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2008年7月17日、江蘇省南京市で発掘作業中の明代の「金陵大報恩寺の地下宮殿」と見られる遺跡から、宋代のものと思われる石碑や銅銭が大量に見つかった。専門家は、この遺跡が宋代の長干寺ではないかと見ている。21日付チャイナネットが伝えた。
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大報恩寺の所在地である「古長干里」は、三国・呉の時代(222年〜280年)から明代(1368年〜1644年)までのおよそ1200年の間、様々な寺や仏塔が建てられては消えていった。専門家はこの地下宮殿の「身分」を断定するのは「時期尚早」としながらも、恐らく宋代の長干寺(後に天禧寺と改名)ではないかと見ている。
今回の発見を受けて中国社会科学院考古学研究所の専門家が急遽南京入り、鑑定作業の指揮にあたるという。遺跡からは「鉄製の四角い箱」が見つかっており、この中に地下宮殿の謎を解くカギが隠されているのではないかと期待が掛かっている。(翻訳・編集/NN)
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