2008年7月20日、英国紙・サンデータイムズは英首相側近の携帯が、中国女性スパイの色仕掛け、いわゆる「ハニートラップ」により盗まれたと報じた。20日、環球時報が伝えた。

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今年1月、ブラウン英首相は中国を訪問した。上海市を訪れた際、随行員12人はあるディスコに出かけ、2時間ほど滞在。随行員の1人は「魅力的」な中国女性と知り合い、一緒にディスコを後にしたという。軽率に過ぎる行為だったが、果たして翌日その随行員は携帯がなくなったと報告した。ある英高級官僚はこの事件は典型的な「ハニートラップ」の特徴を備えていると指摘、中国情報機関による陰謀だと示唆している。

20日、AP通信はブラウン首相オフィスの発表を伝えた。発表は今年1月に随行員が携帯をなくしたことを認めつつも、事後の調査により紛失は国家の安全に影響しないことが明らかになったと主張している。（翻訳・編集/KT）