<無差別殺人>容疑者が絶食「銃殺でいいからうまい飯をくれ」―雲南省

Record China    2008年7月20日(日) 23時9分

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19日、14日に雲南省文山チワン族ミャオ族自治州で、通り魔による無差別殺人事件の容疑者が留置所の食事がまずいと丸1日絶食していたことが分かった。写真は文山チワン族ミャオ族自治州。

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2008年7月19日、都市時報によると、14日に雲南省文山チワン族ミャオ族自治州で、通り魔による無差別殺人事件の容疑者が、留置所の食事がまずいと抗議して丸1日絶食していたことが分かった。

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15日、留置所に送られた官茂武(グワン・マウー)容疑者は、「こんなまずい飯は食った事がない」と茶碗と箸を投げ捨て、絶食を始めた。しかし、16日早朝には、空腹に耐えられなくなり自ら食事を要求。同時に、極刑を悟っているかのように、警察官を見かけると「銃殺するなら今日でも明日でもいい。ただ、うまい飯を食わせてくれよ」と声をかけたという。

事件は、出稼ぎから戻ったばかりの官容疑者が、買春を試みるも騙されて2600元(約3万9000円)をニセ札に換えられ、その腹いせに見ず知らずの通行人10人にナイフで切りつけたというもの。1人の死亡者、9人の負傷者を出した。 

取調を進めていくうちに、官容疑者の性格は狭量で内向的、口下手だが食通の遊び人であることが判明。さらに、事件前から暗い前途、落ちぶれた生活に暗澹たる感情を抱いており、親戚や友人に頭が上がらず、持家の売出に失敗したときは車で人を轢いてしまおうと閃いたこともあったという。こうしたことから今回の犯行は、衝動的に犯行に走る劇場型殺人と認定された。(翻訳・編集/汪葉月)

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