Record China 2008年7月18日(金) 10時22分
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16日、アメリカが2020年に再び月面着陸を行う前に中国が実現するかもしれないという。NASA局長が15日、BBCに語った。写真は月面探査プロジェクト第2段階「着陸計画」で用いられる月面探査車のサンプル。
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2008年7月16日、中国新聞網によれば、アメリカ航空宇宙局(NASA)のマイケル・グリフィン局長が15日英BBCの取材に、アメリカは2020年に再び月面着陸を行う予定になっているが、その前に中国が月面着陸を行うかもしれないと語った。
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中国は1970年代から有人宇宙飛行計画を始動させ、2003年に初の有人飛行に成功。世界で3番目に地球の軌道へ人を送り込む能力を持つ国となった。グリフィン局長によれば、中国には10年以内に月面着陸の計画を実行する能力があると、NASAは認識しているという。アメリカは2020年の月面着陸を計画しているが、中国がこれに先んじるかもしれない。
しかしグリフィン局長は、米中どちらが先に月面着陸を行うかということは問題ではなく、それよりも将来、両国が宇宙空間において協力関係を築くことが重要だと話した。米ソは1975年から有人飛行において協力を開始し、18年後には国際宇宙ステーション建設を計画したものの、未だ実行されていないことを指摘。宇宙空間の開拓は不可欠で、人類共通の問題だとした。(翻訳・編集/岡田)
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