初の「減煙キャンペーン」始まる―中国

Record China    2008年7月18日(金) 9時47分

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16日、中国国家衛生部報道官は、タバコの副煙流による死亡者が10万人を超えたことを受け、全国一斉に「減煙キャンペーン」を始めると発表した。中国では初の試みとなる。資料写真。

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2008年7月16日、中国国家衛生部(省)の毛群安(マオ・チュンアン)報道官は、タバコの副煙流による死亡者が10万人を超えたことを受け、全国一斉に「減煙キャンペーン」を始めると発表した。中国では初の試みとなる。中国新聞社(電子版)が伝えた。

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中国の喫煙者は3億人を超え、全世界の3分の1を占めている。喫煙による疾病の死亡者は毎年100万人を超え、副煙流による死亡者も10万人を超える。これを受けて、毛報道官は「タバコの害に対する正確な知識を、国民全体に広めなければならない」と指摘、16日から「減煙を呼び掛けるキャンペーン」を始めると発表した。キャンペーンは来年まで続く。

タバコの副煙流には毒性の化学物質が高濃度で含まれており、特に乳幼児はわずかな量を吸っただけでも大きなダメージを受ける。だが、中国ではコミュニケーションの手段として「タバコ」が差し出される場面も多く、果たしてどこまで「キャンペーン」が浸透するのか、その動向が注目される。(翻訳・編集/NN)

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