2008年7月15日、中国気象局は、北京で開かれた「中国自然災害予報」の発表会で、「北京五輪期間中は、猛暑や暴風雨など異常気象になる可能性がある」と発表した。京華時報が伝えた。

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夏の北京は激しい夕立がよく発生するが、乾燥しているため、カラッとした暑さが特徴的。街路樹の木陰に入ると、まるで別世界のようなひんやりとした清涼感を味わうことが出来る。そんな夏の盛りに開催される北京五輪期間中の天候について、中国気象局は「猛暑や暴風雨のほか、雷、雹、霧の発生も十分に考えられる」と予報した。

同局では、人工的に気象制御する実験・研究が進められているが実用化には至っておらず、今のところ、事前に警報を発令するなどの措置を取るしかないという。5月に打ち上げられた次世代気象衛星「風雲3号」が、五輪期間中の気象情報を提供することになる。（翻訳・編集/NN）