2008年7月15日、中国新聞社によると、北京五輪で中国チームの金メダル獲得が有望視されている競技は、卓球、飛び込み、女子重量挙げの3競技であると伝えられた。中でも卓球に対する中国国民の期待が最も大きいという。

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中国卓球チームは、最近の世界大会で個人・団体共に金メダルを独占、特に女子シングルスは北京五輪でも金メダルへの最短距離にいるとみられている。一方、アテネ大会の球技系競技で唯一金メダルを逃した男子シングルスは、今大会では世界ランキング上位の王皓（ワン・ハオ）、王励勤（ワン・リーチン）、馬琳（マー・リン）を最初から投入し、前大会の雪辱を晴らす意気込みだ。

飛び込み競技においては、昨年の世界水泳選手権や前ワールドカップで史上最高の成績を収めたことから、十分な可能性を期待されている。同競技は選手に精神的な強さが要求されることから、金メダル獲得には若手の精神力と本番での強さにかかっているという。

女子重量挙げは参加制限があり、中国チームは7種目のうち4種目のみの参加。この4種目での金メダル獲得が期待される。

このほかに注目されるのがバドミントンチーム。最近のトーマス・ユーバー杯で好成績を挙げたことから自信をつけ、5個の金メダル獲得も視野に入れているという。男子シングルスとダブルスはアテネでは金メダルを逃したが、今大会ではリベンジへの期待が大きい。（翻訳・編集/汪葉月）