Record China 2008年7月17日(木) 10時27分
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15日、オリンピックを間近に控えた中国は新興国として世界に様々なアピールをしているが、それは建築物にも反映されているとニューヨークタイムズが報じた。写真は国家大劇院。
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2008年7月15日、人民網によれば、ニューヨークタイムズが7月14日付けで「北京の建築物から新しい中国がわかる」とする記事を掲載した。オリンピックを間近に控えた中国は新興国として世界に様々なアピールをしているが、それは建築物にも反映されているという。
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北京に到着してまず目にするのは、イギリスの建築家ノーマン・フォスター氏の設計による北京首都国際空港。世界最大の空港ターミナルビルとしてだけでなく、その造形も注目される。このほか、フランスの建築家ポール・アンドリュー氏の設計による“卵形”の国家大劇院、スイスの建築家ユニットヘルツォーク&ド・ムーロンによる国家体育場(通称:鳥の巣)、オーストラリアの建築事務所PTWが設計した水泳競技場(通称:ウォーターキューブ)、オランダの建築家レム・コールハースの設計による中国中央電視台(CCTV)ビルなど、世界に誇る建築物が目白押しとなっているが、こうした建物は中国が世界にアピールする“自信”の現れだという。
しかしこうした建築物が現しているのは中国の自信ばかりではない。北京首都国際空港には、中国にみなぎる希望ばかりでなく苦痛といった側面を感じ取ることができると記事は綴る。さらに、国家大劇院は一般市民も利用する施設だが、建物の周囲には池が配置され、孤立感が漂い、内部はいったん地下に降りなければ階上に上がれない閉鎖的な仕組みになっているという。(翻訳・編集/岡田)
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