2008年7月15日、北京五輪公式HPで、シンガポールの代表団旗手に卓球の李佳薇(リー・ジアウェイ)選手が選ばれたと発表された。李選手は中国出身で、現在はシンガポールの代表選手となっている。中国新聞社の報道。

【その他の写真】

現在27歳の李選手は世界ランキング6位、名実共にシンガポールの「卓球の女王」として君臨している。もともとは北京出身の中国人だが、「(中国)国内には卓球選手が多すぎてチャンスが少ない」との理由でシンガポール国籍を取得し、これまでに2回、同国代表として五輪に出場している。04年のアテネ五輪では中国のエース・王楠選手を下したものの、メダル獲得はならず。3度目の挑戦となる北京五輪で初のメダル獲得を目指す。

シンガポール女子卓球代表チームは、李選手のほかに、王越古(ワン・ユエグー)選手と馮天薇(フォン・ティエンウェイ)選手といった世界レベルの選手を抱え、中国に次ぐ強豪と見られている。(翻訳・編集/愛玉)