2008年7月15日、北京五輪で中国代表団が着用する公式ユニフォームが初公開された。これは各競技の表彰式において使用されるもので、デザインは2000件以上の応募から選出されたものだという。中国新聞社の報道。

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世界中から2000件以上の応募が寄せられた公式ユニフォームのデザイン案は、07年2月に「100％中国人による制作」のテーマを掲げ、中国五輪委員会(COC)と北京五輪公式協力パートナーであるアディダス社が、世界中の中国人および華人に向けて公募を行ったもの。中国代表団の公式ユニフォームとしては、初の一般公募となった。最終的には北京服装学院が出品した作品に決定し、アディダス社が制作を行った。

中国国旗の赤と黄を用いた美しいグラデーションが印象的で、聖火トーチのモチーフともなった中国の伝統図案「祥雲(吉祥の雲)」を左右非対称に散らしたデザインは、モダンな中に中国らしさを存分に表現したものとなっている。また、そのこだわりの制作過程も話題だ。1着1着、手縫いで制作された上、各選手の身体にピッタリとフィットするよう、身長140cm用から226cm用まで17のサイズを設定しており、染付けと図案のプリントには最先端のデジタル印刷技術を採用しているという。(翻訳・編集/愛玉)