<長城>「最西端」の経営権、売ります!?自費修復の地元農民―甘粛省敦煌市

Record China    2008年7月15日(火) 12時34分

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6日、万里の長城の最西端・嘉峪関を自費で修復し続けてきた地元農民が、借金返済のために自身の修復した部分の経営権を7500万円でオークションに売りに出すと宣言した。

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2008年7月6日、甘粛省敦煌市のはずれにある嘉峪関は、全長6352kmを誇る万里の長城の西端として有名な地であるが、その歴史的遺産を守るために、地元の農民が自費で修復作業に励んでいる姿が伝えられた。

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地元農民の楊永福(ヤン・ヨンフー)さんは99年より自費を投じて、長城の修復作業に携わっている。07年4月までに100万元(約1500万円)の負債を抱えながら、地道に作業を続けてきた。これまでに、借金の返済が滞っていたことがずっと心の重荷になっていたという。

そしてこのほど、楊さんは借金の全額返済を図ろうと、自身の修復した「万里の長城最西端」石関峡の経営権を500万元(約7500万円)でオークションに売り出すという大胆な行動に出た。しかしその破格の値段に、誰も買い手がついていないという。そもそも、彼個人に「経営権」を取りざたする権利はないとの声も。(翻訳・編集/愛玉)

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