<北京五輪>女子競歩選手、ドーピングで資格停止―中国

Record China    2008年7月14日(月) 8時2分

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12日、国際陸上競技連盟は11日、ドーピング違反のため中国陸上女子20キロ競歩の宋紅娟選手に、4年間の資格停止処分を科すと発表した。期限は2012年3月25日まで。写真は07年7月、青島での反ドーピング展。

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2008年7月12日、解放日報が伝えたところによると、国際陸上競技連盟(国際陸連)は11日、ドーピング(禁止薬物使用)違反のため中国陸上女子20キロ競歩の宋紅娟(ソン・ホンジュエン)選手に、4年間の資格停止処分を科すと発表した。期限は2012年3月25日まで。

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国際陸連は今年2月、北京でドーピング検査を実施。その際、宋選手から長距離競技の運動能力を高めるエリスロポエチン(EPO)が検出された。

自国開催の五輪を目前に控え、反ドーピング活動を積極的に推進する中国。1度の禁止薬物検出で選手及びその指導者を永久追放する厳しい国内規則を設けており、6月には、男子競泳のトップ選手・欧陽鯤鵬(オウヤン・クンポン)がドーピング違反のため永久資格停止処分となった。欧陽選手の指導者もコーチ資格の停止処分を受けている。なお、宋選手の処分には、この規則は適用されていない。

宋選手は、1984年生まれの吉林省出身。03年の国内大会では、1時間27分16秒(当時世界第3位)のタイムで優勝。04年のアテネ五輪では14位に終わったが、中国では“希望の星”と呼ばれ注目されていた。(翻訳・編集/SN)

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