造船業界で中国人による機密窃盗事件!―韓国

Record China    2008年7月11日(金) 21時7分

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10日、韓国の釜山検察部は原油ボーリング船に関する核心技術を盗んだ疑いで、サムスン重工に勤務していた中国人を拘留し、「産業技術漏洩および保護法」違反で起訴したという。写真は湖北省宜昌市の造船所。

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2008年7月10日、「韓国日報」の報道によると、韓国の釜山検察部は原油ボーリング船に関する核心技術を盗んだ疑いで、アメリカ船級協会(ABS)に席を置き、サムスン重工に勤務していた中国人を拘留し、「産業技術漏洩および保護法」違反で起訴したという。「環球時報」が伝えた。

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盗まれた核心技術は、韓国政府が指定する「造船分野の7大核心技術」で、サムスン重工が10年の期間と数100億韓国ウォン(数10億円)を投じて開発した機密技術。犯人の中国人は、中国国営企業からABSへの要求に基づいて韓国国内のサムスン重工で働いていたという。業界関係者は、この技術が漏れると韓国は今後5年間で320兆韓国ウォン(約34兆1800億円)の損失を被ると予測している。

現在世界一の造船国である韓国が2015年には中国に追い抜かれるという予測もあり、造船業界に関連する今回の機密窃盗事件に対し、関係者は一層ナーバスになっているという。(翻訳・編集/HA)

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