<チベット暴動>死刑はゼロ、42人の裁判が結審―ラサ市

Record China    2008年7月11日(金) 10時20分

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10日、チベット自治区ラサ市で、自治区政府の白瑪赤林常務副主席は逮捕者953人のうち、42人の裁判が結審したことを明かした。死刑判決を受けた者はいないという。写真はチベット暴動で破壊された家屋。

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2008年7月10日、チベット自治区ラサ市で、インドとイタリアのチベット取材団招待会が開催された。席上、自治区政府の白瑪赤林(バイマーチーリィン)常務副主席は逮捕者953人のうち、42人の裁判が結審したことを明らかにした。死刑判決を受けた者はいないという。11日、新華社が伝えた。

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3月14日のチベット暴動での逮捕者は953人、うち362人が自首だった。これまでに116人の裁判が行われている。4月29日、30人の裁判が結審し、最も軽い者で懲役3年、重い者で無期懲役が言い渡された。6月19日、20日に12人の裁判が結審し、放火、窃盗、社会秩序騒乱罪、国家機関襲撃罪など19の罪状が認定されたという。

記者団からはチベット暴動容疑者で死刑判決を受けた者はいないのかとの質問が出されたが、白瑪赤林副主席は容疑者は中国の法律に従って裁かれており、現在のところ死刑判決を受けた被告人はいないと回答した。(翻訳・編集/KT)

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