Record China 2008年7月11日(金) 20時28分
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10日、北京五輪で世界各国から訪れる外国人観光客のため、北京市内にある屋台村「九門小吃」では、メニューの英語表記や従業員への英語講習が進められている。写真は豆汁。
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2008年7月10日、北京市の庶民の暮らしを昔から支えてきた軽食屋台「小吃(シャオチー)」。その伝統の味を北京五輪で同市を訪れる外国人観光客にも味わってもらおうと、市内にある屋台は英語での接客サービスに取り組んでいる。「中国新聞報」が伝えた。
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北京五輪の開催期間中に北京市を訪れる内外の観光客は1億2000万人とも言われており、彼らに「食」を提供する市内の各レストランは今、客集めための工夫を重ねている。100年の歴史を持つ市内の有名屋台ばかり10数軒を一同に集めた「九門(ジウメン)小吃」では、「豆汁(緑豆の発酵飲料)」「焦圏(リング状揚げパン)」など伝統的な北京の庶民の味を外国人に説明できるよう、英文メニューを現在作成中。「豆汁」を「北京コーラ」とすることも検討中だという。また、従業員には基本的な英会話の練習を受けさせている。
「九門小吃」代表取締役で「老北京伝統小吃協会」の侯嘉(ホウ・ジア)会長は北京市の屋台を代表して、「北京五輪開催中は食の安全を守ることが第一。同時に、観光客の好みに合わせることなく北京伝統の味を守り、『これこそ北京』『これこそ北京の屋台』といわれる料理を提供する」と宣言した。(翻訳・編集/本郷)
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