Record China 2008年7月11日(金) 17時6分
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10日、米国ブルームバーグ社が「富の増加に伴い、中国の肥満人口は11年間で倍増」と題した評論の中で、中国人のウエスト周りは現在世界で成長が一番速い、と評したという。写真は山西省長治市のスポーツジム。
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2008年7月10日、「新華網」の報道によると、米国ブルームバーグ社が「富の増加に伴い、中国の肥満人口は11年間で2倍に」という題名の評論の中で、中国人のウエスト周りは現在世界で成長が一番速い、と評したという。
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また、米国の保険雑誌「ヘルス・アフェアーズ」の研究レポートでは、中国の肥満者数を1989年と2000年で比較すると、女性肥満者の数は2倍に、男性肥満者の数は3倍に達している。肥満人口は現在約3億2500万人で、20年後には2倍に膨れ上がると予想している。
研究レポートは、2万人を対象に15年間にわたって飲食傾向の変化などを調査した。この間、中国の成人男性の肥満患者数は毎年1.2%ずつ増加しており、増加率は米国、英国、オーストラリアなどを凌いでいるという。
こうした傾向について、米国コーネル大学のコリン・キャンベル教授らは「中国人は長期にわたって肉や乳製品など高カロリーの食物を少量しか摂取してこなかった。しかし、生活水準の向上によって植物オイルや牛肉、乳製品などが容易に手に入るようになったこと、および中国人の生活スタイルが大きく影響している」と分析している。
さらに同教授らは「肥満は医療費の増大だけでなく、能率や勤勉性の低下などを招き、これらが生産コストを圧迫。最終的には中国経済に悪影響を与えよう」と警告しているという。(翻訳・編集/HA)
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