2035年には世界1の経済大国に―米研究者

Record China    2008年7月11日(金) 9時51分

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10日、アメリカのある研究者が8日、中国経済は2035年にはアメリカを追い越し、21世紀中頃にはアメリカの2倍程度の規模になっていると予測する報告書を発表した。写真は北京市国貿。

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2008年7月10日、新聞晨報によれば、アメリカのある研究者が7月8日、中国経済は2035年にはアメリカを追い越し、21世紀中頃までにはアメリカの2倍程度の規模になっていると予測する報告書を発表した。

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報告を発表したのは、カーネギー国際平和基金会の経済学者で中国経済研究の第一人者とされるアルバート・ケイデル氏。ケイデル氏の試算によれば、中国経済は2020年にはアメリカに追いつき、GDPは18兆ドルに達する。別のより一般的な統計方法による試算でも、2035年までには中国経済はアメリカに追いつき、2050年には中国のGDPは82兆ドルとなるが、アメリカのGDPは44兆ドルだという。

ケイデル氏は報告で、中国経済の急速な発展は一過性のものではなく、10年以上にわたり平均10%の成長を続けており、08年上半期もその勢いはとどまるところを知らないとし、その発展は輸出よりも内需によるところが大きいと指摘。世界市場の制限を受けることなく、21世紀も成長を続けるだろうとしている。

また、その経済力により中国は将来、軍事的にも外交的にも大きな力を持つことになるだろうと予測しており、国連、世界銀行、国際通貨基金などの国際機関の主導権も中国が握り、多くの国際組織の本部が北京や上海に置かれるようになるという。(翻訳・編集/岡田)

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