Record China 2008年7月9日(水) 21時22分
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9日、貴州省甕安県で発生した15歳女子中学生の不審死に絡んだ事件で、「職務怠慢」で免職処分となった公安局長が、「公安内部に暴力団と通じている人間がいる」と証言した。写真は貴州市甕安県。(写真提供:zola)
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2008年7月9日、貴州省甕安(ウォンアン)県で発生した15歳女子中学生の不審死に絡んだ事件で、「職務怠慢」で免職処分となった公安局長が、「公安内部に暴力団と通じている人間がいる」と証言した。人民日報(電子版)が伝えた。
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同県の元公安局長である申貴栄(シェン・グイロン)さんは、「誰とは特定できていない」としながらも、「公安内部に暴力団幹部とつながりが深い人間がいる」と述べた。6年の就任期間中、省内で唯一、暴力団撲滅のための専門機関を設けるなど措置を取ってきたが、地元最大規模を誇る暴力団「玉山幇」に対しては、「有効な手立てがなかった」という。
また、同県の治安に関しても言及し、「麻薬中毒患者は把握しているだけで530人、エイズ患者は100人以上に上る。実際は、もっと多いはずだ」と述べた。違法賭博も横行しているが、摘発しようとすると「なぜか毎回情報が漏れていた」と話す。
申元局長は、今回の事件について「公安内部の腐敗による治安の悪化が原因」と指摘し、「公安の権威と信頼と失墜させてしまった自分にも大きな責任がある」と話しているという。(翻訳・編集/NN)
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