<続報><刃物男>「死刑は免れない」、弁護士が見解―上海市

Record China    2008年7月9日(水) 12時48分

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8日、今月1日の「刃物男」による警察官殺傷事件で、被告の弁護人を務める上海の弁護士は「死刑は免れないだろう」という見解を示した。写真は楊容疑者。

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2008年7月8日、今月1日に発生した「刃物男」による警察官殺傷事件で、「刃物男」こと楊佳(ヤン・ジア)被告の弁護人を務める上海の弁護士は「死刑は免れないだろう」という見解を示した。新華社通信(電子版)が伝えた。

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中国では事件発生後、動機や事件の背景について様々な憶測が飛び交っている。先日は、「自転車泥棒をとがめられた容疑者が、警官に殴られて生殖機能を失い復讐しようとした」という説がネット上に広まった。これに対し上海市公安は「警官が殴った事実はない」として、「デマ」を流した男を逮捕した。

だが、楊容疑者の「仕事仲間」は、警官に殴られた話を同容疑者から直接聞いているという。この仕事仲間は、楊容疑者が事件当時、病院の診断書を振りかざしていたが、すぐに警察官に破り捨てられたと証言した。

楊容疑者の弁護人を務める上海の謝有明(シエ・ヨウミン)弁護士は、「今は容疑者のはっきりした経歴もわかっていない状態」と前置きしながらも、「母親に女手1つで育てられ、苦労したようだ。そのせいで劣等感が強いのかもしれない」と話す。真相はこれから裁判で明らかにされるはずだが、「恐らく死刑は免れないだろう」と語った。(翻訳・編集/NN)

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