2008年7月7日、北京市の天安門広場に設置されたカウントダウンタイマーが、刻一刻と、静かに時を刻み続けている。8月8日の北京オリンピック開催まで、残り1か月を切った。中国新聞網が伝えた。

【その他の写真】

3か月前には、天安門広場で盛大なセレモニーが行われ、胡錦濤国家主席が聖火を迎え入れるというシーンもあった。そして、ここから聖火リレーがスタートした。また、1年前には、広場は真っ赤に彩られ、やはり盛大なセレモニーが催され、2007年8月8日には北京オリンピックのカウントダウン1周年を祝う式典も行われた。

北京オリンピック開催までちょうど1か月となる08年7月7日には、とくに式典も行われず、静かに時が流れた。胡主席は洞爺湖で開かれているサミット出席のため日本へ赴いており、各界著名人から市井の人々まで、それぞれの日常に追われつつ、1日が過ぎていった。（翻訳・編集/岡田）