<毛語録>米大統領候補の引用は、「ほとんど誤り」―台湾紙

Record China    2008年7月8日(火) 12時47分

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7日、米大統領選挙の共和党候補であるジョン・マケイン上院議員は演説の際、中国の毛沢東元主席が残した名言「毛語録」を度々引用するが、そのほとんどが間違っていると報じられた。写真は「毛語録」。

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2008年7月7日、台湾「聯合報」は、米大統領選挙の共和党候補であるジョン・マケイン上院議員は演説の際、中国の毛沢東(もう・たくとう)元主席が残した名言「毛語録」を度々引用するが、そのほとんどが間違っていると報じた。環球時報が伝えた。

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記事では、いくつかの例を紹介した。例えば、マケイン上院議員がペンシルバニア州の集会で演説を行った際、「インターネット技術は連邦政府が開発したのは周知の事実だが、政府はそれを民間にも開放した。問題を解決する際は、何事も『“千”花斉放』にするべき…」と発言。本来は「“百”花斉放」と言うべきところを、「“千”花斉放」と言ってしまった。「百花斉放」とは、「芸術や科学技術を進歩させ、社会主義文化を繁栄させよう」という意味。毛元主席が、56年の最高国務会議で提案した。

さらに記事は、マケイン上院議員が大統領予備選で毎回必ず口にする「完全に暗くなる前の最も深い暗闇」についても、「毛語録」の「夜明け前の暗闇(黎明前的黒暗)」からの誤用だと指摘した。(翻訳・編集/NN)

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