「福建土楼」、世界文化遺産の登録候補へ―福建省

Record China    2008年7月8日(火) 4時58分

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6日、カナダのケベックで開催されている第32回世界遺産委員会で、中国福建省にあるレンガ造りの建築物「福建土楼」が、正式に世界文化遺産の登録候補となった。

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2008年7月6日、カナダのケベックで開催されている第32回世界遺産委員会で中国福建省の「福建土楼」が、正式に世界文化遺産の登録候補となったことがわかった。

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「福建土楼」は福建省の西部と南部にわたって連なる山脈に位置し、その独特な風格と悠久な歴史文化は世界的によく知られている。形は様々で円形、方形、楕円形、アーチ型をしたものなどがある。宋・元の時代からのものとされ、明代早期から中期、終期、清代、中華民国時期へと徐々に発展を遂げ現在の形になったとされる。レンガでできた大規模な土楼は、主に地元住民が住んでいた場所だったというが、創作性豊かであり、まさに、芸術的傑作とされる。

「福建土楼」は位置や構造など、中国の伝統的な「風水」の理念を受け入れており、生活に適している場所。建築材料にはレンガや木材、丸石などを用いており、頑丈なだけでなく、レンガ造りの高層建築だけあって外観も優れている。近年、福建省永定県、南靖県を代表する文化遺産として修復され、世界遺産の登録候補に名乗りを上げていた。(翻訳・編集/MM)

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