老舗北京ダック店で8万羽が死亡、暴風雨で―北京市

Record China    2008年7月7日(月) 17時31分

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4日、北京ダックの最高食材とされる北京市郊外順義区の農場で飼われていたアヒル8万羽が、暴風雨で死亡するという惨事が起こった。この農場は、北京ダックの老舗「全聚徳」の専属農場だった。写真は北京の「全聚徳」。

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2008年7月4日、北京ダックの最高食材とされる北京市郊外順義区の農場で飼われていたアヒル8万羽が、暴風雨で死亡するという惨事が起こった。「法制晩報」が伝えた。

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4日の夕方6時13分、順義区龍湾屯のアヒル農場を突然暴風雨が襲った。ここは、北京ダックの老舗「全聚徳」の専属農場。ここのアヒルはおいしいと評判だ。だが、暴風雨で飼育小屋が倒壊し、たった3分間で8万羽が犠牲になった。この農場は、「全聚徳」に毎日約3000羽を卸していたが、責任者は「復旧までは1000羽程度まで減る」と予想。保険もないので、直接的な経済損失は300万元(約4500万円)以上になると頭を抱える。復旧までには、1か月程度掛かるそうだ。

一方の「全聚徳」は、この農場以外からもアヒルを仕入れており、今回の事件に関しては「特に影響はない」とコメントしている。「全聚徳」は北京ダックの老舗で海外観光客も多く訪れる人気店。記事によると、「北京の銀座」と呼ばれる王府井の支店だけで、1日約1000羽を売り上げている。(翻訳・編集/NN)

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