<嫦娥1号>月面3次元画像の撮影成功―中国

Record China    2008年7月8日(火) 9時1分

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6日、中国の「月面探査プロジェクト」担当者によると、初の月探査機・嫦娥1号が月面の撮影に成功し、現在画像を作成中だという。写真は月面探査プロジェクト第2段階「着陸計画」で用いられる月面探査車のサンプル。

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2008年7月6日、「月面探査プロジェクト(繞月探測工程)」総設計士の孫家棟(スン・ジアドン)氏が、中国初の月面探査衛星「嫦娥1号」は月面の撮影に成功、まもなく画像が完成すること明かした。雑誌「科学中国人」が主催する「07年度・科学分野で最も傑出した中国人」の受賞式典で発言した。新京報の報道。

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「月面探査プロジェクト(繞月探測工程)」は、03年3月に開始した国家による月探査プロジェクト。探査計画・着陸計画・滞在計画の3段階に分けられており、現在はその第1段階として、昨年10月に月面探査衛星「嫦娥1号」が発射されたばかりである。中国初の月探査機となる嫦娥1号は、その重要な任務として「月面の3次元画像作成」を掲げていた。

嫦娥1号は現在、取得した画像データを作成中の段階。同機は満1年で任期を終えるが、その後の動向については未定、と同氏は語った。航天指揮控制センターによると、嫦娥1号は現在、安定した状況で稼動しているという。(翻訳・編集/愛玉)

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