Record China 2017年11月8日(水) 7時20分
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7日、米国・アップルと韓国・サムスン電子の間の第2次特許侵害訴訟で、米国の最高裁判所がサムスンの上告を棄却したことが分かった。写真はサムスンのロゴ。
2017年11月7日、米国・アップルと韓国・サムスン電子の間の第2次特許侵害訴訟で、米国の最高裁判所がサムスンの上告を棄却したことが分かった。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。
今回の決定により、アップルの勝訴とした下級審の判決が事実上確定し、サムスンはアップルに1億1960万ドル(約135億円)の損害賠償金を支払うこととなった。
今回の訴訟でアップルはクイックリンク、スライドによるアンロック、自動ワード修正の特許が侵害されたと主張し、損害賠償を求めていた。
1審を担当した裁判所は14年5月、サムスンがアップルに対し1億1960万ドルを支払うよう命じていた。その後、16年2月に3人の裁判官で構成された米連邦巡回控訴裁判所が1審の判決を覆したが、同年10月に11人の裁判官が参加した米連邦巡回控訴裁判所大法廷の審理では「1審の判決が妥当」との結論が出された。これに対し、サムスンは控訴審の判決を不服として17年3月に上告を申請していた。
米最高裁判所の決定に、韓国のネットユーザーは「米国がアップルの味方をするのは当然のこと」「もしかして裁判官はトランプ大統領?」「米国は平等の国ではない」と腑に落ちない様子をみせている。
また、アップルに対し「アップルも他の会社のものをパクっているのでは?」「アップルは訴訟で金を稼いでいるのか?」「アップルもサムスンの特許を侵害したのに、米政府の保護下にある判決文で勝利した」「サムスンの金を狙う者は本当に多い」など批判的な声も。
そのほか、「納得できないけど、米国でスマホを売るためには罰金を支払わないとね」と嘆く声や、「そのくらいの賠償金、サムスンにとっては痛くもかゆくもないよ」と主張する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)
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