<女子中学生殺害><続報>県政府トップ2人を解任=暴動の背景に行政への不満―貴州省甕安県

Record China    2008年7月5日(土) 17時12分

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4日、貴州省政府は黔南プイ族ミャオ族自治州甕安県の大規模暴動を理由に、甕安県委書記の王勤(ワン・チン)、県長の王海平(ワン・ハイピン)の県行政トップ2人を解任した。写真は暴動で焼かれた車(写真提供:zola)。

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2008年7月4日、貴州省政府は黔南プイ族ミャオ族自治州甕安県の大規模暴動を理由に、甕安県委書記の王勤(ワン・チン)、県長の王海平(ワン・ハイピン)の県行政トップ2人を解任した。新華社が伝えた。

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6月28日、甕安県で住民数万人の暴動が発生。政府庁舎、パトカーなど車数十台が燃やされる事態にまで発展した。事件の発端となったのは15歳の女子中学生の死。性的暴行を加えられた後殺害された、警察は加害者とつながりがあるため事件をもみ消したとのうわさが広まり、住民の怒りに火をつけた。

貴州省の石宗源(シー・ゾンユエン)委書記は鉱山資源開発、移民への対応、開発に伴う住民移転など市民の利益が損なわれる事態が続いていたことが暴動の背景にあると話し、また暴動の鎮圧に際してむやみに警察を動員し事態を悪化させたなど同県共産党委員会、県政府、県公安局及び関連部門には大きな責任があると指摘している。(翻訳・編集/KT)

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