<北京五輪>IOC、過去最大の薬物対策を計画―中国

Record China    2008年7月5日(土) 10時59分

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3日、IOCが過去最大となるドーピング対策を実施し、4500件の検査を計画している。中国国内でも五輪開催までに9500件もの検査を実施する計画になっており、大部分が競技場外での抜き打ち検査になる。写真は07年湖北省武漢市で見つかった興奮剤。

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2008年7月3日、台湾「中央社」の報道によれば、国際オリンピック委員会(IOC)が北京オリンピックに際し、ドーピング(禁止薬物使用)対策を徹底強化し、合計4500件の検査を行う計画だと、イギリスBBCが報じた。これまでの最多記録は2004年のアテネオリンピックでの3600件。中国新聞網が伝えた。

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IOCの医学専門委員会の責任者によれば、北京オリンピックでの薬物検査は過去に例を見ないほど厳しいものになるという。7月27日から、IOCが北京オリンピック選手村の運用開始と同時に薬物検査の管理を開始、すべての選手が事前通告なしの薬物検査対象になるとしている。

中国ではこれまで、体育当局により8人の選手の薬物使用が発見されており、うち2名はオリンピック競技に参加する予定だった。当局は事態を重く受け止め、中国反ドーピングセンターがオリンピック開催までに9500件に上る薬物検査の実施を計画。6月20日の時点で5000件以上の検査が完了しており、検査の8割は競技場外での抜き打ち検査だという。(翻訳・編集/岡田)

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