Record China 2008年7月5日(土) 7時38分
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3日、新彊ウイグル自治区にあるタクラマカン砂漠のオアシス都市、カシュガルとホータンを結ぶ新鉄道の建設プロジェクトが始まった。石油や天然ガスの宝庫として知られ、新鉄道建設で開発に弾みがつくことが期待される。写真は新彊ウイグル自治区。
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2008年7月3日、中国新彊ウイグル自治区にあるタクラマカン砂漠のオアシス都市、カシュガルとホータンを結ぶ新鉄道の建設プロジェクトが始まった。同自治区は、石油や天然ガスの宝庫として知られており、新鉄道の建設で開発に弾みがつくことが期待される。中国新聞社(電子版)が伝えた。
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新鉄道の定礎式が3日、ホータンで盛大に開催され、同自治区共産党委員会の王楽泉(おう・らくせん)書記がプロジェクトの開始宣言を行った。竣工予定は11年2月。新しく建設される路線は、タクラマカン砂漠の北縁を走る南彊鉄道のカシュガル駅を起点に、砂漠南縁をシルクロードの重要拠点となったイェンギサール(英吉沙)、ヤルカンド(沙車)、カガルック(葉城)等の県を通って、終点のホータンまでを結ぶ。全長約487km。投資総額は40億元(約600億円)以上とされる。
タクラマカン砂漠は世界第2位の面積を持ち、天山山脈と崑崙山脈に挟まれたタリム盆地の大部分を占める。乾燥が激しく、降水量は年に数ミリ程度。「入ったら2度と出られない死の砂漠」という別名を持つ。(翻訳・編集/NN)
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