2008年7月2日、中国広告協会は1日、広告企業全社に対して「北京五輪広告市場環境通知」を出し、北京五輪公式スポンサー名簿に基づき五輪商標不正使用の取締りと管理の徹底を強化すると伝えた。これにより、今年8月1〜27日の間、非公式スポンサー企業が五輪代表選手および、その監督、コーチ、五輪関係者などを起用して制作したテレビCMや広告などは、放送や掲載ができなくなるという。「北京晩報」が報じた。

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対象となるCMでは、飛び込みの胡佳（フー・ジア）選手が「ナイキ」、陸上ハードルの劉翔（リウ・シャン）選手は「アムウェイ」と「キャディラック」、飛び込み選手郭晶晶（グオ・ジンジン）の「東芝」など超有名選手をはじめ、卓球や陸上、テニス、ウインドサーフィンやヨット、フェンシングなどの中国代表選手がイメージキャラクターに起用されている。

同協会はさらに、公式スポンサー以外の企業がその広告の中で北京五輪を関連させるような「2008」「北京」「聖火」などの言葉を使用することも「北京五輪商標権侵害」に当たるとして厳しく取り締まるという。同時に違反広告に関する市民や関係者からの通報も歓迎するとしている。（翻訳・編集/本郷）