<北京五輪>専用レーンや通勤時間調整の政策実施でラッシュ回避―北京市

Record China    2008年7月3日(木) 14時29分

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2日、北京市では五輪期間中に選手などが渋滞に巻き込まれるのを避けるため、主要幹線道路に五輪専用レーンを設けるほか、通勤時間調整の政策を実施して観戦客との衝突を避け、ラッシュを回避するという。写真は北京市内。

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2008年7月2日、「新京報」の報道によると、北京市では五輪期間中に選手や大会関係者が渋滞に巻き込まれることを避けるため、主要幹線道路に五輪専用レーンを設けるほか、通勤時間調整の政策を実施して観戦客との衝突を避け、ラッシュを回避するという。

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五輪開催にあわせて、北京市で車両ナンバーによる走行規制が実施されると、公共交通機関の利用者は1日400万人増加すると推計されている。このため地下鉄10号線の営業がまもなく開始されるだけでなく、ラッシュを軽減するため通勤時間調整の政策が採られる予定。

北京市交通委員会の周正宇(ジョウ・ジョンユー)副主任はラッシュの回避策として、「商店の従業員や政府職員など、各業界またはグループ毎に8時、9時、10時などと出勤時間を分ける方法が1つ。自宅勤務など、なるべく出社を避ける方法もある。またこの時期に合わせて年休を取ることもお勧めだ」と政策内容の一部を明らかにした。観戦客への配慮に関しては「競技はほとんどが夜行われるので、各企業には早めに退社してもらうよう呼びかけ、帰社時間と重ならないようにしたい」とし、「詳細は現在承認待ちの段階だ」と語った。

また、7月20日から9月20日の期間、競技場への連絡道路や選手村などの施設内には五輪専用レーンを設け、さらに第2、第4、第5環状道路や、空港高速道路などにも専用レーンを設けることを明らかにした。(翻訳・編集/HA)

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