一面緑色に…、長江支流で藍藻が再び増殖―湖北省

Record China    2008年7月2日(水) 8時8分

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6月30日、長江支流の香渓河で発生が確認された藍藻が増殖し問題になっている。関係各所は付近の住民に対し、川の水を飲まないように注意を呼びかけている。

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2008年6月30日、湖北省帰州鎮の香渓河では藍藻が日に日に増殖し、一面緑色になっている。6月16日から三峡ダム区域である長江支流の香渓河で、およそ25kmにもおよぶ広い範囲で藍藻が発生した。そのため、関係各所は付近の住民数万人に対し、川の水を飲んだり、川でとれた魚貝類を口にしないよう注意を呼びかけた。

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目下、香渓河の藍藻は増減を繰り返している状態で、湖北省、宣昌市、興山県は調査チームを組み、中国国務院三峡弁公室、中国三峡総公司、中国科学院水生所などの専門家と共同で藍藻処置の対策をたてているという。また、香渓河での魚の養殖を取り締まり、汚染原因を調査していく方針を固めた。

香渓河はもともと県前河という名で、前漢元帝時代、匈奴の王照君が宮殿に入る前、同河に留まりよく水浴びをしたと伝えられている河である。(翻訳・編集/MM)

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