<北京五輪>数万人で緑藻の除去作業、セーリング競技の開催へ!―山東省青島市

Record China    2008年6月30日(月) 16時39分

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29日、青島市政府は記者会見で青島海域における緑藻の処理状況について報告、今回の緑藻出現は五輪セーリング競技へ影響せず、7月15日までに作業は終了すると表明した。

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2008年6月29日、中国新聞網の報道によると、青島市政府は記者会見で青島海域における緑藻の処理状況について報告、今回の緑藻出現は五輪セーリング競技へ影響せず、7月15日までに作業は終了すると表明した。

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5月31日から同海域では大量の緑藻が出現し、6月28日までに付近では400平方キロメートルが緑藻で覆われてしまった。セーリング競技警戒水域では緑藻の面積は15.86平方キロメートルに達し、総面積の32%ほどを占めていた。

専門家によると、緑藻は外部から流れてきたもので、水質に影響せず、海洋生態環境にもマイナス作用はない。だが競技の事前トレーニングと景観に影響を与えていた。

緑藻大出現の警告を受けて、同市はすぐに監視、モニターを開始、同時に多数の清掃船を現場に派遣し、市政府を挙げて除去作業に取り組んだ。28日までに、数万人、1000隻を超える各種船舶を投入し、10万tを超える緑藻を除去した。

今後、さらに効果的な作業を目指す。衛星による遠隔検出、航空写真、海洋観測船による観測などを行い、黄海、青島近海の緑藻の移動方向を監視し、追跡監視と予報を強化する。除去作業では、囲い込み、すくい上げ、運搬、処理などの各段階に責任制を導入、7月17日までに現在出現している緑藻の除去作業を終了させ、良好な環境を作り出すという。(翻訳・編集/YY)

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