<四川大地震>観光地として復活?決壊危機回避した唐家山せきとめ湖―四川省

Record China    2008年6月24日(火) 15時55分

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23日、四川大地震によって省内の唐家山に形成されたせき止め湖を、観光地として再建する計画があることが明らかになった。省内最大規模の唐家山せきとめ湖は決壊の危機を今月初め、回避したばかり。

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2008年6月23日、四川大地震によって省内の唐家山に形成されたせき止め湖を、観光地として再建する計画があることが明らかになった。同省北川チャン族自治県の復興共産党工作委員会副書記・陳興春(チェン・シンチュン)氏が、四川省政府による記者会見上で発表した。新華社の報道。

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震災によって壊滅的な打撃を受けた北川チャン族自治県だが、その再建計画に際しては、唐家山せき止め湖の科学的開発が重点のひとつとなる。

唐家山せき止め湖を観光資源として再建することは、せき止め湖の有効な利用手段のひとつとして目されているという。しかし現段階では条件的制約もあり、具体的な開発にはまだ入っていない。綿陽市では専門家チームを組織し、調査・研究に当たっている。

同県内には14のせき止め湖が形成されたとされているが、唐家山せき止め湖は省内でも最大規模。一時は日本の黒部第4ダムの最大貯水量を越える2億立方メートル以上の水が流入し決壊が懸念されていたが、排水路の設置によって今月7日より徐々に水位を下げており、2次災害の危険性はかろうじて回避した。(翻訳・編集/愛玉)

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