Record China 2008年6月24日(火) 5時24分
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23日、今月17日にがれきの下から地震発生から36日ぶりに救出された奇跡のブタ。「食べたりしないで」との声に、四川省の「建川博物館」が飼い主から買い取って育てることになった。写真は同博物館。
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2008年6月23日、四川大地震発生から36日目にがれきの下から奇跡的に救出されたブタは、将来と殺されて食卓にのぼる運命から逃れることができた。四川省の「四川新聞網」が伝えた。
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6月17日、空軍兵士によって助けられたブタは150kgあった体重が50kgになるほど痩せ細って衰弱していたが、特に外傷もなく時間とともに回復すると見られている。通常ブタは飲まず食わずの状態で5日以上経過すると生命の維持が難しくなると言われ、今回のように36日間というケースは奇跡に近いとのこと。
雨水を飲み、近くにあった木炭を食べて生き延びたのではないかと専門家は推測している。
この奇跡のブタについて「せっかく生き延びたんだから殺さないで」という声が各メディアに殺到。
しかしブタの飼い主は経済的理由から「飼うのは困難」と話していた。その後、建川博物館が飼い主と交渉し3008元(約4万5000円)で買い取ることに。さらに家の再建費用として1万元(約15万円)を寄付した。同博物館の話では、引き取った奇跡のブタに「朱堅強(ジュー・ジエンチアン)」と名づけ、四川大地震の貴重な記録の1つとして大切に育てていくという。
ちなみに、中国語でブタを「猪」というが「朱」とは同じ発音。(翻訳・編集/本郷)
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