毎年40万人に胃がん発症、若年患者が増加―中国

Record China    2008年6月23日(月) 12時58分

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22日、報道によると、中国本土で毎年40万人が胃がんを発症、死亡者は30万人に上り、若年患者の割合が上昇している。資料写真。

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2008年6月22日、中国新聞網の報道によると、中国本土で毎年40万人が胃がんを発症、死亡者は30万人に上り、若年患者の割合が上昇している。中国医師協会が発表した。

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発表では、100万人分の健康診断のデータから無作為に抽出し分析したところ、胃カメラ検査1000例のうち、2〜5例の胃がんが検出されており、最年少の患者はわずか10歳だった。

協会によると、中国全土で若者の胃がん罹患率は20世紀70年代の1.7%から現在3.3%まで上昇、ほぼ2倍となっている。過去5年間で男性の胃がん発症率と死亡率は減少しているものの、女性の発症率、死亡率は増加の傾向にある。

北京市保障協会(公衆衛生や医療保険など健康に関するサービスを行う機関)によれば、胃がんはよく見られるがんであり、中国では消化器官に発症する悪性腫瘍のトップ。早期発見は治療効果に密接な関係があり、早期手術後の5年生存率は90〜95%にも達する。

WHOのデータでは過去10年間で全世界における胃がん発症者数は25%以上増加しているが、中国における胃がん罹患率、死亡率は世界平均の2倍以上になるという。(翻訳・編集/YY)

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