<四川大地震>大学生が発見した小惑星、震源地にちなみ「[シ文]川」と命名―広東省広州市

Record China    2008年6月23日(月) 9時7分

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6月21日の報道によると、広東省に住む男子大学生が06年に発見した小惑星が、四川大地震の震源地にちなんで「[シ文]川(ぶんせん)」と命名されることがわかった。国際天文学連合(IAU)が正式に承認した。写真は被災地各地。

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2008年6月21日、広州日報が伝えたところによると、広東省広州市の中山大学学生、葉泉志(イエ・チュワンジー)さんが06年に発見した小惑星が、四川大地震の震源地にちなんで「[シ文]川(ぶんせん)」と命名されることがわかった。国際天文学連合(International Astronomical Union[IAU])が正式に承認した。

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葉さんの小惑星発見は06年6月23日で、仮符号は2006 MZ12。直径は3700m、公転周期は4.08年、メインベルトII型小惑星に属する。光度は21.8等級で、地球からの距離は5億8500万km。双子座に位置し、次回衝(Opposition)日時は09年2月20日となっている。

葉さんは、仮符号のMと12に着目。四川大地震(中国での名称は[シ文]川大地震)の発生した5月(May)12日を連想したとの理由から、惑星名を「[シ文]川」と名づけることをIAUに提案。このほど承認が得られた。

天文愛好家である葉さんは、これまでに5つの小惑星の名づけ親になっており、台湾の天文台と共同で発見した「広州七中」と「蘇東坡」以外の3つには自分の先祖の名をつけているという。(翻訳・編集/本郷)

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