2008年6月15日、北京五輪の閉会式で、2012年の五輪開催地である英国・ロンドンの五輪組織委員会が、次回開催地に与えられる8分間のプレビュー枠で「ヒップホップ」のパフォーマンスを行うと発表し不評を買っている。中国新聞社（電子版）が伝えた。

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04年のアテネ五輪閉会式で中国は、チャン・イーモウ（張芸謀）監督による中国色豊かなパフォーマンスを行い、好評を博した。今回もロンドンならではのパフォーマンスが期待されるところだが、香港「文匯報」によると、ロンドン五輪組織委員会が演目を「ヒップホップ」に決めたことから「それではまるで、アメリカだ」と英国内で反発が強まっている。

これに対し同委は今のところ、「ヒップホップこそ、英国の代表に相応しい」と強気の姿勢で推し進めているという。（翻訳・編集/NN）