2008年6月15日、江南都市報の報道によると、14日、江西省萍郷で四川大地震への義援金募集をかたる携帯メール詐欺事件が解決、4人の男が警察に拘留された。

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現地警察関係者によると、5月16日、メール詐欺事件に関係する銀行口座から現金が引き出されたと通報が入った。警察は引き出し記録と防犯カメラの映像から容疑者4人と他にも開設している6口座を割り出し、容疑者の居所を突き止めた。29日、警察は2人の身柄を確保。6月2日、湖南省婁底市のホテルで残る2人を捕まえた。警察は犯行に使用したパソコン4台、携帯電話180台、携帯カード300枚以上、銀行カード25枚を押収した。

容疑者4人は全て湖南省出身。大地震後、中国全土の人々が競って募金をするのを見て思いつき、2万元（約30万円）余りを騙し取ったという。出所したばかりの容疑者が中心となりパソコンと携帯メール配信装置を購入。偽の身分証明書を使い中国各地で口座を開設し、萍郷で活動していた。ほかにも4人は中古車販売の名目でメール詐欺を行っており、20万元（約300万円）近く荒稼ぎしていた。（翻訳・編集/YY）