時速380キロの高速鉄道がテスト走行、北京〜天津間の移動時間が半減へ―中国

Record China    2008年6月15日(日) 22時19分

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13日、北京・天津間高速鉄道のテスト走行が実施された。新型車両・CRH3は最高時速380キロを記録、北京南駅から天津駅までをわずか27分で走り抜けた。写真はCRH3。

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2008年6月13日、北京・天津高速鉄道のテスト走行が実施された。新型車両・CRH3は最高時速380キロを記録、北京南駅から天津駅までをわずか27分で走り抜けた。従来1時間を超えていた両都市の移動時間が半分に短縮される夢の時代がすぐそこにまで迫っている。14日、北京晩報が伝えた。

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CRH3はドイツ・シーメンス社の技術提供を受けた中国開発の新型車両。テスト走行に同乗した記者によると、ゆったりとした座席のCRH3は高速走行中も震動が少なく快適そのもの。水をなみなみとついだコップをテーブルにおいていてもまったくこぼれないほどだという。

北京・天津間高速鉄道は8月1日から正式に営業が開始される。北京五輪のサッカー予選会場でもある天津市との移動時間が一気に短縮される。ピーク時間には3分間隔で列車が運行され、通勤も十分に可能だ。一方で高速鉄道の効果をあげるには駅からの路線バスを充実させるなどの対応が必要との声も上がっている。(翻訳・編集/KT)

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