<パンダ狂想曲>ご機嫌取りに四川方言を勉強?台湾でパンダ争奪戦!

Record China    2008年6月15日(日) 7時23分

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13日、台湾の動物園でパンダ獲得競争が展開されているという。今年5月、国民党の馬英九総統就任後、台中関係は大きく改善した。民進党政権下で頓挫したパンダ寄贈も実現する可能性が高い。写真は寄贈予定の「団団」「円円」。

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2008年6月13日、中国新聞社は台湾の動物園でパンダ獲得競争が展開されていることを報じた。今年5月、国民党馬英九(マー・インジウ)総統就任後、台中関係は大きく改善した。民進党政権下で頓挫したパンダ寄贈も実現する可能性が高い。パンダ受け入れを狙う台北市立動物園と新竹六福村動物園は早くもパンダ館を建設するなど熾烈な競争を展開している。

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台北市立動物園は480平米の大型パンダ館を設立、屋外の運動場のほかに夏の猛暑を避ける屋内運動場まで建設した。今年3月、台北市長はパンダ館整備に3億1000万台湾ドル(約11億円)を投じる意向を示している。

一方の新竹六福村動物園はパンダがホームシックにかからないようにと故郷である四川省の臥龍パンダ保護研究センターに似せたパンダ館を建設する計画。すでに2回にわたりスタッフを四川省に派遣、飼育方法について勉強を積むと同時に台湾に寄贈予定の「団団」「円円」にも直接接触するなど受け入れに向け余念がない。「うちのスタッフにも慣れて、呼びかけると応えてくれるようになった」と関係者は自信を見せる。

06年から四川省に滞在し、台湾への寄贈を働きかけてきた台湾の「中華両岸パンダ保育交流協会」の張家治(ジャン・ジアジー)理事長は両動物園の獲得競争に関して「パンダとより親密に交流するためにスタッフは四川省方言を勉強するべき」とアドバイスしていた。(翻訳・編集/KT)

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