2008年6月11日、北京晩報の報道によると、10日に発行された同紙には第1面が2種類あり、市民から大きな反響があった。

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10日午後、新聞スタンドでは市民が2パターンある北京晩報を前に困惑。「一体どちらを買えばいいのか？」という質問に、スタンドの主人は2つを比較、「行方不明の救援ヘリコプター発見」がトップ記事になっている新聞を「これが最新版」と説明していた。一部の市民は、将来価値が上がるかもしれないと2種類とも購入。中には新聞社に「第一版はどこで手に入るのか」と問い合わせる強者もいたという。

10日の北京晩報の第一版は、印刷の途中で編集部が救援ヘリ発見という重大ニュースを入手。読者に重大ニュースをより早く伝えるため、編集部は印刷機を停止せずに再度紙面を調整、トップ記事を「交通取締員による違反切符の交付を停止」から「行方不明の救援ヘリコプター発見」に差し替え、さらに1面に若干の修正を加えて、新版の印刷を開始した。

この日の北京晩報は3分の1が第一版、3分の2が第二版だという。（翻訳・編集/YY）