Record China 2008年6月12日(木) 2時12分
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11日、中国石油最大手のペトロチャイナはこのほど、四川大地震でできた唐家山のせき止め湖(綿陽市北川県)の影響を受け、甘粛省と四川省を結ぶ石油製品のパイプラインの運転を10日、停止したと発表した。写真は10日の唐家山せき止め湖。
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2008年6月11日、11日付香港・経済通によると、中国石油最大手の中国石油天然気股〓(にんべんに分)有限公司(ペトロチャイナ)はこのほど、四川大地震でできた唐家山のせき止め湖(綿陽市北川県)の影響を受け、甘粛省と四川省を結ぶ石油製品のパイプラインの運転を10日、停止したと発表した。
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同パイプラインの運転を停止するのは5月に発生した大地震以来、2回目となる。パイプラインの運営会社、中石油蘭成渝成品油管道公司の杜景水経理によると、同パイプラインはせき止め湖の下流60キロメートルの場所を通っており、せき止め湖からの排水の最大流量が設計上の耐久性を上回るとみられるため、安全を理由に現地時間10日13時から運転を見合わせた。
同パイプラインは中国西南部を通る唯一の石油製品用パイプラインで、四川省の石油製品の70%以上が同パイプラインから運ばれている。年間の輸送能力は600万トン以上。5月13日以来、1日当たりの輸送量は1万5900トンとなっている。
ペトロチャイナの関係者は、大地震被災地の石油製品の備蓄量が20日分確保できていることから、今回の運転停止による影響は軽微だと述べた。(翻訳・編集/KS)
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