Record China 2008年6月12日(木) 1時18分
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11日、決壊の恐れが最も高いとされた唐家山せき止め湖は、排水路建設の成功により切迫した危険は回避された。総参謀部は34すべてのせき止め湖を完全掌握したと発表。写真は10日、同せき止め湖で浮遊物を砲撃する兵士。
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2008年6月11日、決壊の恐れが最も高いとされていた唐家山せき止め湖は、排水路建設が成功したことにより切迫した危険は回避された。中国人民解放軍総参謀部作戦部副部長の馬健(マー・ジエン)空軍少将は国務院新聞弁公室が開いた記者会見で、四川大地震の被災地にある34個すべてのせき止め湖についても、現在これを完全に掌握したと発表した。「中国新聞網」が伝えた。
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中国人民武装警察部隊司令部作戦勤務部の文志雄大校(将校の長)は、5月21〜31日に解放軍、現地抗震救災指揮部統一部署、武装警察水電部隊の兵士1128人が動員され、408台の重機設備で唐家山せき止め湖の排水路建設にあたったと説明。連日連夜の奮闘の末、長さ480m、幅50m、深さ13mの排水路が建設され、7日より排水開始。10日午前、危険排除の任務は基本的に達成されたと述べた。
馬健少将は、現在確認されている34のせき止め湖のうち、20か所を解放軍と武装警察が、14か所を現地政府が監督管理しており、国家水利部と地方政府、解放軍は各せき止め湖に対し適切な対処法をすでに有していると述べ、「1住民、1兵士たりとも、その命をなくすことはしない」と強い自信を語った。(翻訳・編集/本郷)
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