<尖閣諸島問題>海上保安庁巡視船と台湾漁船の接触事故に不快感―外交部

Record China    2008年6月11日(水) 11時24分

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10日午前3時20分ごろ、鹿児島海上保安部の巡視船と台湾の漁船が接触し、漁船が沈没した。外交部の秦剛報道官は定例記者会見上でこれに触れ、「海上保安庁による尖閣諸島近海域での非合法活動の停止を要求する」不快感を示した。写真は秦剛報道官(資料写真)。

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2008年6月10日午前3時20分ごろ、沖縄県石垣市の尖閣諸島・魚釣島沖約10kmで、鹿児島海上保安部の巡視船「こしき」と台湾の漁船が接触し、漁船が沈没した。外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は定例記者会見上でこれに触れ、不快感を示した。中国新聞社の報道。

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事故は、現地で警備に当たっていた海上保安庁の巡視船「こしき」がレーダー上で台湾の漁船「聯合号」を発見、確認のために追跡していたところ接触し、およそ1時間後に漁船が沈没したもの。漁船の乗組員16人は全員救出され、無事。尖閣諸島は日本のほかに中国が領有権を主張している。

秦報道官は、尖閣諸島は古来より中国に属する領土とし、不可侵の主権を主張した上で、「我々は日本政府に対し、海上保安庁による尖閣諸島近海域での非合法活動を停止し、このような事件が二度と起こらないよう要求する」と発言した。(翻訳・編集/愛玉)

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