青海チベット鉄道沿線でM5級の地震が2回発生―青海省

Record China    2008年6月11日(水) 9時43分

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10日未明、青海省海西モンゴル族チベット族自治州でマグニチュード(M)5クラスの地震が発生した。同日午後6時にもM5.5の地震が発生している。微弱な地震を含めると地震の発生回数は100回を超えた。写真は青海チベット鉄道。

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2008年6月10日未明、青海省海西モンゴル族チベット族自治州でマグニチュード(M)5クラスの地震が発生した。同日午後6時にもM5.5の地震が発生している。微弱な地震を含めると地震の発生回数は100回を超えた。中国新聞社が伝えた。

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震源となったのはチベット自治区に近いタングラ山脈付近。青海チベット鉄道の経由地であり、世界一標高が高い駅・タングラ駅があることでも知られる。地震発生の知らせを受け、ただちに線路の検査が実施された。付近には民家も少なく被害は軽微と見られるが、一部家屋では壁にひびが入るなどの損傷が生じている。

同地区は地震多発地帯である青海チベット高原の一部。特に近年は地震が多くここ8年間でM5.0以上の地震が少なくとも31回は発生している。2001年11月14日には昆崙山西でM8.1と新中国建国以来最大の地震が発生している。

100回を超える余震が続き大地震の前触れとの不安も広がるが、専門家は観測データ、過去の資料から見て、この地震が大地震の前兆である可能性はないと否定している。(翻訳・編集/KT)

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