Record China 2008年6月10日(火) 20時58分
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10日、中国衛生部は、中国国内で猛威を振るっていた手足口病の発症も、現在は減少傾向にあると述べ、5月の死亡件数は40件であったと発表した。写真は安徽省阜陽市の第2人民病院。
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2008年6月10日、中国衛生部の毛郡安(マオ・チュンアン)報道官は、今年5月1日0時から5月31日24時までに中国本土での手足口病の発症件数は17万6321件、死亡件数は40件となり、安徽省を中心に各地で猛威を振るっていた手足口病の発症件数も減少傾向にあると述べた。中国新聞社が伝えた。
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毛報道官は記者会見で、今年3月から安徽省阜陽市で発生したエンテロウィルス(EV71)による手足口病は、安徽省外にも広まり、発病例も増えていた。発症件数が最も多い地区は広東省、浙江省、河北省、山東省、湖南省の順となっている。
衛生部及び関係部門が行った予防対策により、5月14日以降、ピーク時の1日当たり約1万人の発症件数から6月5日時点での3922人にまで減少した。統計によると、5月安徽省においての発症件数は1万725件及び死亡者4人で、そのうち、阜陽市では発症件数4444件及び死亡者1人である。
毛報道官は、手足口病の発症が徐々に減少傾向にあることに関し、「手足口病の予防対策は国際社会でよい評価を得た」と語った。(翻訳・編集/MM)
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