2008年6月7日、中国共産党中央精神文明建設指導委員会弁公室（以下、中央文明弁）、教育部、共産主義青年団（共青団）中央組織部は連名で「抗震救災英雄少年」を表彰すると発表。「中国新聞網」が伝えた。

【その他の写真】

中央文明弁の責任者によると、この「抗震救災英雄少年」は四川省、甘粛省、陝西省、重慶市の4つの省市の四川大地震被災地で、地震発生の際に冷静沈着で勇敢に救助活動を行った高校3年生以下の少年少女から選ばれるという。候補者は一般市民からの推薦。推薦方法は電話やファックス、インターネットでもOK。6月6日〜12日まで推薦を受けつける。その後、各省市の英雄少年活動組織委員会による書類審査を経て、候補者として全国活動組織委へ送られる。6月16日、約50人に絞られた「英雄少年」の候補者を各メディアを通じ全国に公開。インターネットと携帯電話による一般投票が始まる。

最終的には一般投票の結果と組織委の評価を併せて、数人の「英雄少年」が選ばれることに。授賞式は中国中央電視台（CCTV）の特別番組で放送されるほか、受賞者には中央文明弁と教育部から学習と生活の両面で援助が与えられるという。（翻訳・編集/本郷）