<四川大地震>被災者侮辱の書き込みにネット炎上、17歳の少女が逮捕される―江蘇省

Record China    2008年6月8日(日) 18時12分

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6月7日の報道によると、江蘇省に住む少女が偽名でネットに「大地震おめでとう」などと四川大地震の被災者を侮辱する書き込みをし、ネットユーザーらの通報で警察に逮捕されていたことがわかった。写真は綿陽市の被災民。

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2008年6月7日、浙江オンラインが伝えたところによると、 江蘇省新沂市に住む17歳の少女が偽名でインターネット上に「大地震おめでとう」などと、四川大地震の被災者を侮辱する書き込みをし、ネットユーザーらの通報で警察に逮捕されていたことが分かった。

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5月15日、中国全土が四川大地震で被災した人々の安否を気遣う中、「謝亜」と名乗る人物が、SNSサイト「QQ.com」に「四川大地震おめでとう」と題して、「全く同情しない」「一切献金しない」という趣旨の文書を書き込んだ。

苦しみと戦う被災者をさかなでする過激な書き込みに、怒ったネットユーザーらが“犯人探し”。「謝亜」の個人情報と写真がネット上で公開されるなど、個人を特定する動きに発展した。「謝亜」がプロフィールに江蘇省徐州市在住と記していたことから、多くのユーザーが地元警察への通報を呼び掛けた。

こうした情報をもとに警察が捜査したところ、「謝亜」が江蘇省新沂市(徐州市の直轄市)に住む17歳の少女、王さん(仮名)であることが判明。6月5日、警察は被災者に対して悪意ある発言をしたとして、王さんを逮捕、3日間の拘留に処した。供述によると、両親の離婚や、四川省に住むネット仲間との間でトラブルがあったことで、ストレスが溜まり、このような書き込みを行ったという。なお、王さんは十分に反省の意を示している。(翻訳・編集/SN)

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