<四川大地震>唐家山のせき止め湖、6日深夜から排水開始か―四川省

Record China    2008年6月7日(土) 0時27分

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6月6日、四川大地震の影響で出現した土砂ダムのうち、最も決壊の恐れが大きい唐家山せき止め湖は現地時間6日夜12時から排水開始の予定。これまでに下流域の住民20万人以上が避難している。写真は北川、綿陽、唐家山地区のせき止め湖。

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2008年6月6日、国家防ジン抗旱総指揮部弁公室の田以堂(ティエン・イータン)副主任は同日午後7時(現地時間=以下同)にメディアの取材を受け、6日夜12時から唐家山せき止め湖の排水を開始する予定だと語った。「中国新聞網」が伝えた。

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四川大地震の影響で同省内にはこれまでに34か所のせき止め湖が出現。このうち最大規模のものは唐家山せき止め湖で、長さ803m、幅610mに拡大。6日午後6時の時点で貯水量は2億2000万立方メートルを超えた。

田副主任は唐家山せき止め湖が決壊すれば下流にある綿陽市、寧遂市などの住民100万人に被害が出ると予測。これまでに20万人以上が安全な場所に避難したという。同省内にある34か所のせき止め湖のうち数か所についてはもともと危険性が少なく、7か所はすでに危険な状態を脱し、19か所は現在処理作業中であると説明。唐家山せき止め湖にはすでに排水路が1本完成しており、6日深夜にも排水を開始する見込みとのこと。(翻訳・編集/本郷)

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